大動脈解離を患った著名人は、すぐに名前が浮かぶのは、石原裕次郎、南伸介、加藤茶あたりか。
それにしても、著名人の名前を並べただけで、それは大変な病気だと思えるのが不思議。
加藤茶は見事に復帰している。ドリフターズ以来、それほど、注目していたわけではなかったが、同じ病気を患っていると妙に親近感を覚える。
加藤茶の場合は、微熱と体のだるさが1ヵ月以上続く体調不良の末に入院手術を行ったと発表されている。どうも症状が違う気がする。
石原裕次郎は、1981年に発病したらしい。当時、生還率3%といわれていた解離性大動脈瘤と診断されて、のちに右耳の難聴を患うが、結果としてはその後6年間生存している。石原裕次郎の直接の死因は、肝細胞癌なので、解離性大動脈瘤の病後としてはもっと延命したということになる。
南伸介は、この三人の著名人の中では一番顕著なこの病気の被害者でしょう。
自宅の居間で倒れているのを、外出から戻って来た家族らが発見、救急車で病院へ運ばれたが既に意識不明の状態で、解離性大動脈瘤破裂により意識が戻らないまま急逝したとある。(ウィキペディアより)
大動脈解離という病名そのものがそれほどポピュラーではないが、いずれもかなり深刻な病気であることだけは間違いなさそう。WEBで調べると、2000年には、手術をして死亡率が17%あったのが、翌年の2001年には死亡率が1割に下がっている。生還率3%という裕次郎のころから比べると隔世の感がある。手術の技術も急激に進歩している領域なんでしょうね。
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