2012年10月13日土曜日

食事制限

急性のスタンフォードA型は、症状が起こったときには何が何だかわかりませんよね。胸から背中にかけてとっても痛かったのだけは覚えていますが、落ち着いてみたら、胸を切られた跡が残っていてベッドの上にいて、家族がのぞきこんでいた、というような感じだったと思います。
食事に関しては医師の指導と栄養士の指導が必ずしも一致していない気がしていました。管理人は、主治医の先生が、2度変わっています。手術直後は、ブログにも書きましたが手術の質では、日本でもおそらく片手に入る循環器専門の病院で、急性期をそこに入院していました。一つ問題があるとすると食事がまずくて味気ない。いつも半分くらい残していました。体力が弱っていたのかも知れません。
次に転院して、そこは、一番最初に救急車で運ばれた病院で、主治医の先生は、その時に急患で診ていただいた先生で、手術のために榊原記念病院に救急搬送される際に付き添っていただいた先生です。まさに最初の命の恩人と思っています。この方が結構くだけた先生で、コーヒーを飲みたい、バランス栄養食を食べてもよいか、ヨーグルトや蜜柑はどうでしょうというと、悉くOKを出していただきました。確か、コーヒーは一日一杯にしておけと言われていましたがそれ以外は特に止めもせず、気にもしない印象を受けました。もう一つよかったのは、こちらの病院は食事がおいしい。
ただし、栄養士の方は、かなり厳しく塩分とカロリーについて制限されていました。退院してからも2度ほど食事指導を受けましたが、そんなことできませんよ、と言いたくなるような内容が多かったと思います。
ちなみにそのたびに主治医の先生に最低限の許可だけ得て、いろいろと好きなように解釈できる余地を残しておいたように思います。
 
食事の数を減らしたのは全くのきまぐれです。夏の間は、血圧が安定して低いので、少し無理をするなら夏の間だと思っていました。朝、昼に、極限まで減らして夜にちゃんぽん、ラーメン、回転寿司、インドカレーという具合です。それでも、一日の絶対量として塩分6g以下に抑えるのだけはかなり厳密にやれていると思います。
今のところ、血圧は上が90から120位。測るタイミングによってずいぶん違います。ただ秋口になって、時々130とか140とかの血圧数値をみることが出てきました。そろそろ無理をしないでやっていこうと思っています。