2011年11月21日月曜日

大動脈解離で榊原記念病院へ搬送

CT検査の結果は、意外な病名だった。

「大動脈解離」

そんな名前を素人に言われても困る。
何だかわからないが、多摩南部地域病院では手術もできないらしい。そこから、診てくれた先生も救急車に同乗して、別の病院に移送することが決まったらしい。もう、午前10時ごろになっている。痛みは全く良くならない。こちらで何もできないので、任せるしかないがそれにしても早くなんとかしてほしいという思いでいっぱいだった。

また、救急車に乗り込んで、移送が始まる。最初に乗ったとき以上に記憶があいまいになっている。痛み止めくらいの処置はあったのかも知れない。
榊原記念病院に運ばれたあたりは記憶があいまいになっている。救急車だと30分程度の距離だが、乗ったところも降りたところもはっきりとした記憶がない。
次に覚えているのは、「大きな手術になります」、という言葉。開腹手術ですか?と聞くと、「開胸手術です」という答えが返ってきたことくらい。あとはどんな手術をするのかもわからなかったが、こちらに選択肢はない。
手術の前に、娘たちが間に合って、面会してくれた。長女はしっかりと支持してくれたようだが、ずっと泣いていたらしい。末の娘も、一度学校に行った後で病院に駆けつけてくれた様子。とにかく3人の娘たちの顔は見ることができて、そのまま、手術室に運ばれた。

のちに説明を受けたところでは、Stanford A型の大動脈解離ということだった。上行大動脈に解離が及んでいる状態で、下行大動脈にもあるが、そこは今回の手術ではそのまま放置されたらしい。

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