11月21日朝、6時すぎたころ。いつもどおり、ダイニングのイスに座って、バナナを食べていたら突然の胸に痛みが来た。一瞬、バナナが詰まったのかと思った。ちょうど、バナナが食道を通ったあたりの背中に鈍い痛み。バナナの飲み込み方が悪くて、食道の筋肉が痙攣したのかと思った。
胸を叩いてみても良くならない。そのうちに、すでに起きていた長女が心配そうにのぞきこんで、救急車を呼ぼうか、と言ってくれている。「会社にいけるかな」そんなことを考えながら、まだ、救急車は不要だろうと考えていた。
5分ほど、体をかがめて発作が通り過ぎるのを待っていたように思う。
そのあとで、突然来た。今度は、もだえるような痛み。会社に行けるどころではない。「救急車、呼んで」やっとそれだけ言って、痛みに悶えていた。
救急車が来るまでの20分程度の間にも、もだえ苦しんでいたと思う。そのうちに救急車が家の前に来て、救急士が2名、迎えに家の中に入ってきてくれた。
リビングで悶えていたように思う。リビングから、ダイニングのイスに座らされて、そこから二人係で運び出してもらった。意識はあるのだが、体の自由が利かない。
救急車には、妻が同乗してくれた。救急車は初めて乗るなぁ、そんなことが頭をよぎったが、それ以上に、痛みは全くなくならないので、ずっと悶えていたように思う。
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