このところ血圧は安定しています。朝起きたばかりだと140を超えていることもありますが、ほんの数分もすると、120台、110台にまで下がります。もちろん、薬を継続的に飲んでいるのが聞いているのだと思います。同時に、塩分制限も一日単位ではかなり厳密にやれているように思います。
もともと、高血圧気味だったと入っても、せいぜい140から150mmHg程度でした。世の中の高血圧の人は、180mmHgとか、200mmHgとかいう方がいらっしゃいますが、それと比べればたいした高血圧とは思えません。血圧だけではない要素が加わって大動脈乖離が起こっているとしか考えられません。
高血圧という現象は、同じでも、大動脈乖離の症状を起こす人と、そうでない人がいるのは確かなようです。高血圧が関与しているというのは常識のようなので、ひとつの因子であるのは間違いありません。だからこそ、大動脈乖離の手術をした後は、塩分を控えて、降圧剤を常用し、血圧を低く保つための治療を行います。積極的な治療としては、それだけのようです。どのお医者さんに聞いても、血圧以外の話を伺ったことがありません。
高血圧を抑える以外に積極的な治療というのが無いのかも知れません。ただ、患者の側からすると、なんとも不安定な状態です。血圧を低く抑えるのは、予防的には一番確実で、長期的に行っても、薬による副作用も少なく、また、他の健康状態にも悪影響は考えにくい、どちらかというと積極的に血圧を低めに保ったほうが、健康にもよいと言われていますから、やりやすい予防法であるのは議論の余地はないと思います。ただ患者として、積極的に治療を行い、あるいは、積極的な予防を考えるならば、高血圧以外の因子が何であるかが重要と思います。
考えてみると、血管の壁が乖離するというのは、もともと血管が弱くなっていたのだろうという想像はつきます。動脈瘤や、心臓に異常が波及するような、固くてもろい血管ではなく、柔軟で強靭な血管に作り変えることができれば、かなり安心になるのではないかと思います。
一部の動脈は、人工血管に置換されているため、その部分は、いまさら鍛えようがありませんが、まだまだ自分本来の血管が残っているところは、生体の血管ですから鍛えようがあるに違いありません。
そういうことで調べているうちに行き当たったのが、血管マッサージです。いかにもという名前ですよね。血管をマッサージしているうちに、血管そのものが若返り、柔軟で強靭な血管が作られていくようです。これは試してみる価値がありそうです。
なかなか有益な情報で、参考にさせていただきます。
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