2013年8月25日日曜日

歯の痛みと筋肉の痛み

先週、もみほぐしの「りらく」に行く前に、歯医者に行ってきました。歯医者は基本的に嫌いで、歯医者という人と話をしたのが10年振りくらいだと思います。もちろん、歯を見てもらったのも10年振りくらいです。
虫歯はあるので、虫歯菌(ミュータンス菌)を保菌しているのは間違いないのですが、そのミュータンス菌の活動があまり活発ではないらしく、10年間、歯の痛みらしいものは記憶にありません。
ただ、今回はどうも昔の記憶にある虫歯の痛みに似ています。右下の奥歯が特に痛みます。といっても、冷たいものや熱いものが沁みるというわけではなくて、痛くなる前兆のような鈍い痛みを感じます。記憶によると、これがだんだんと強くなってきて、ある朝目覚めると、我慢できないくらい痛くなっているはずです。残念ながら歯は自己治癒してくれないので、虫歯になると直すのは歯医者に行くしかありません。日曜にあいている歯医者なんて近くにあるかしらと思っていると、なんと隣の駅のすぐ近くにありました。田舎の旧国鉄と違って、首都圏の私鉄の隣の駅なんて、歩いていける距離です。電話してみると、すぐ行っても見てくれそうな気配でした。次の正時が11時だったので、11時に約束して、行ってきました。それにしても日曜にすぐに直近の予約がとれる歯医者って少しさびしいかも知れません。
案の定、歯医者に行ってみると、お医者さんと受付の年配の事務の方が二人して待ち構えていてくださいました。つまり他にはどなたも患者さんはいらっしゃらないようでした。すぐに診察室に入ってみてもらったところ、なんと虫歯なんてありませんよというのが診察の第1声。念のためレントゲンをとりましょう、といって左から右の奥歯まですべてレントゲンで調べていただきましたが、はやり、右奥歯に虫歯はありません、というのが診断結果です。それでも痛みますよ、というと、何かストレスを抱えてませんか?夜はぐっすり眠れますか?というカウンセリングのような質問。痛いと思っていた右下の奥歯のかみ合わせる相手の右上の奥歯のかぶせ物の表面がつるつるしているのだそうです。つまり、相当強い力で奥歯を歯軋りするくらいかみ締めてそれが痛みにつながっているのではないかというのが歯医者さんの観察に基づいた診断でした。虫歯になっていないので直しようがない、痛みがひどくならないかしばらく様子をみてほしい、痛みがひどいようなら、眠る間、歯と歯のかみ合わせのところにクッションを挟んでみるという手もあるということで、しばらく放置してもらうことにしました。そういえば、血管の影響で、時々口がしびれたり舌がが痺れたりします。(参考記事:舌にしびれ、視野が欠ける。)考えてみると痺れがあるほうと痛みがあるほうが同じ側でした。そのせいなのかもしれません。これは、調べても直しようが無いらしいので、いまさら調べる気にもなりません。
体の不調があっても、放置しておくしかないというのは、なんだか急に年をとったみたいでちょっと嫌ですね。若い頃には少しの痛みでも何がしかの対処をしていたように思います。それでも、我慢できない痛みがあるわけではないので、許せますけどね。
とはいっても、10年も見せていないと自然に歯には汚れがつくらしく、歯の掃除と、それから、今回特に痛みも無かったのですが、右ではなく左側の奥歯にはちゃんと虫歯があるらしいので、汚れ鳥と虫歯の治療はやりましょうということになりました。
1週間後にまずは汚れ取りにいきましたが、ことのほか丁寧な治療でした。もう20年以上まえに、歯医者にいって、歯石を取ってもらったときには、痛くて我慢できませんでした。そのときは、機械でやるところをあまりに痛いので手でやってもらいました。今回は意外にも機械でなんとかやりとおせました。途中なんどか顔をしかめる場面はありましたが、一つ一つ丁寧に説明しながらやってもらうので、気がついたら終わっていたという感じです。

0 件のコメント:

コメントを投稿