大動脈乖離は、おそらく血管が健康でなくなるとおこる病気だと思います。とすると、血管の若返りに効果があるというストレッチは病気の予防に有効かも知れません。体の筋肉を伸ばすストレッチです。もともと、幼い時期から体は固い方で、前屈でまともに手が足の指についた記憶がありません。学生時代は少なくとも体育の授業でストレッチをやりますが、社会人になると筋肉を無理に伸ばすという行為はほとんどやった記憶がありません。それだけ怠惰な生活が習慣になっていたのかも知れません。筋肉のストレッチは前屈以外は痛みはそれほどないし、難しい動作があるわけでもなし、ときどき思い出したようにやっています。前屈は、ひざの裏側が痛くなるので苦手ですが、上半身と伸ばした脚の角度が90度を少しきったくらいまではがんばって伸ばしています。筋肉をストレッチすることで筋肉の中を通っている血管にも効いて、血管そのものがストレッチにより柔軟性を取り戻してくれると聞いています。
もうひとつやろうと心がけているのが血管マッサージ。これも血管の若返りには相当有効と聞いています。血管のマッサージって言っても、血管を直接触ってマッサージするわけには行かないので、筋肉の上からマッサージすることになります。右腕を左手でつかんで雑巾を絞るように右腕を回転してみたり、脚の筋肉をつかんでは放してみたりといった具合です。難しいのは、体幹の中にある血管です。そうは簡単に血管にアプローチできません。なんとか脇の下をつかんでみたり、肩をつかんでみたりという程度になってしまいます。これで、血管に刺激を与えていると、血管そのものの柔軟性があがって血管が若返るらしいです。健康関連の雑誌に出ていました。
血管マッサージは入浴中にやるのが効果的です。どうせ、入浴中、特に湯船に使っている間はすることも無いので、体中の力を抜いてのんびりしていますが、せっかくなので、この時間を有効に使うには、血管マッサージをやるのがぴったりです。
ところで、この夏は帰省しなかったのですが、夏期休暇の間中、家の回りにいると暑いだけでなく、体もなまってきます。通勤は、やりたくもありませんが、それでも、週5日の通勤はそれなりに体を動かすことにはなっているようです。その通勤さえもない夏休みですが、最終日の日曜は、流石に体がこわばってきました。
そこで、血管マッサージも、体のマッサージも似たようなものと勝手に解釈して、近くの「りらく」にいってマッサージを受けてきました。
「りらく」は実は3度目です。最初にいったのは、3月頃。多摩南部地域病院の最初の主治医になっていただいたS先生が転勤される前にマッサージに言ってもよいか聞いたことがあります。回答は「大丈夫ですよ、交通事故のような衝撃は避けてくださいといいますけど、マッサージくらいなら平気です。」というものだったので、安心していきました。マッサージ師は、若い細身の女性。力はなさそうでしたが、疲れた体には十分な力でした。それから2度目はゴールデンウィーク明け。今度は男性のマッサージ師です。見るからに力がありそうでしたので、手術のことも話して弱めに触っていただきました。それでも十分痛かった。
そして今回は、また若い女性ですが、体格はすばらしい。体形ではなく、体格という表現がぴったりの女性で、見るからに力がありそうです。凝っていることろはどこですか、といわれたので、首と肩といいましたが、最初に首を触り始めたときから、体中に電気が走るよう。
少し手をゆるめて、どのくらいの力でやりましょうか、というので、今の程度で、というと、拍子抜けしたようで、このくらいで良いんですか?ハイ、そのくらいで十分です。
それからあとは念入りに左半身の首から肩、肩甲骨あたりまで、それから右半身の首から肩、肩甲骨。
徐々に下半身に降りていき、最後は足裏。見ませんでしたが、あんま棒でつついているような刺激です。体中に電気が通りまくります。これだけマッサージすれば、さぞかし血管も伸び縮みしたことと思います。この気持ちよさが、1時間も持たないのが残念ですけどね。
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