2013年7月14日日曜日

塩分ゼロの蕎麦

管理人は昔っから蕎麦が好きです。うどん、冷麦、素麵という小麦粉だけで作ったような麺類よりも蕎麦の素朴な味わいが好きです。焼きそばやラーメンは置いておくとして、日本風の麺類で何が好きかと問われれば、蕎麦と即答すると思います。
ところが、この蕎麦にも意外にも塩分が多い。スーパーにいって蕎麦の袋を裏返して一つ一つ確認してみると、蕎麦には意外にも塩分が多く含まれていて100gあたり、600mgから800mg程度のナトリウムが入っていると記載されていることが多いようです。
ナトリウム分の2.5倍が塩分なので、蕎麦100gは、塩分換算すると、1.5gから2g程度の塩分が含まれていることになります。蕎麦つゆ無しの麺だけの話です。
なんとか塩分の少ない蕎麦はないものかと、スーパーの棚に並んでいる蕎麦を手当たり次第に調べてみると、ありました。蕎麦十割というやつには塩分が含まれていません。また、蕎麦が八割とうたってある商品も、他の蕎麦と比べると塩分はかなり控えめに抑えられているようです。
麺つゆのことも考えると、麺はできるだけ塩分が入っていないに越したことはありません。というわけで、いわゆる十割そばを購入して食べていました。
ところが、調べればあるもので、娘たちが、ネットで塩分ゼロの蕎麦とうどんを注文してくれました。いずれも乾麵です。
十割そばの方が蕎麦の風味が強くておいしいかと思っていましたが、十割そばと比較しても、蕎麦の風味は引けを取らないだけでなく、麺のコシとツルツル感が塩分ゼロというハクバクの蕎麦の方が優れているようです。
塩分を控えめにする食べ方としては、食べる直前に麺をつゆにつけるつけ麺の形態がよいそうです。つゆの中に最初から入っていると麺がつゆを吸ってしまって、麺だけ食べているつもりでも、塩分も余分に取ってしまうことがあります、と、多摩南部地区病院の栄養指導の女性が言ってました。
高血圧で塩分制限でもバイキングを食べる方法なんてことを主張して無理にでも食の娯楽に走ることもありますが、病気が怖いのは間違いありません。バイキングに行くのは、あくまでも非日常です。日常生活では、徹底的に、塩分を控えることで、普段の食事は相当に気を使わざるを得ないのですが、塩分ゼロそばとうどんは、そんな中でもほっとする時間を提供してくれます。娘たちに感謝です。

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