食事制限を続けていますが、血液検査のたびに腎臓の機能が少し弱っているといわれます。昨年の12月に榊原記念病院に続いて、多摩南部地域病院にかかりました。主治医のS先生の推測では、ふたつある腎臓の一つがダメになっている可能性が高いそうです。
e-GFRの値が正常な人の半分程度なので、濾過機能も半分とすると、おそらく一つがダメになっていると考えるとうまく説明がつくのだそうです。
そうはいっても、腎臓移植などで、近親者から腎臓を一つ分けてもらうということがあるように、腎臓は一つあれば、生きていけるので、残りの腎臓を大切にしましょう、というお話でした。
まだ人工透析をするレベルではないが、大切にすることが大事といわれました。ところで腎臓を大事にするということは、具体的には何をすればよいのかを聞いてみると、高血圧と一緒で生活習慣を減塩食に変えるというのが一番大きいそうです。
腎臓の機能がさらに悪化すると、タンパク質も制限するらしいので聞いてみると、まだそこまで気にしなくてよいでしょう、という口調でした。それから、水分をたくさん取るということも重要のようです。
後で、過去の健康診断の数値も調べてみました。クレアチニンの値と尿素の値が載っています。クレアチニンは、過去3年分だけで、今年度分は調べていないようでした。尿素はすべての年で検査数値がありました。e-GFRは、計算値なので、ウェブで調べてみると、クレアチニンの値と、年齢性別を入れると計算してくれるサイトがいくらでも見つかります。
たんぱく尿との関連でより精密に調べる必要があるようですが、当面は、どの程度危険であるのかが、簡便的にわかります。
この数値をみても、大動脈解離の手術の前と後とでは、悪い方に半分になったり、倍になったりしているようです。腎臓の機能が半分と考えればちょうど納得がいくというのももっともな説明に聞こえます。
血圧は割と安定しているので、次の診断では、尿検査も行ってもらってより精密に診断していただく予定です。それにしても、血管だけでなく、腎臓までガタが来始めるとは、年をとるというのは厳しいものですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿