2012年12月2日日曜日

一年を振り返って

大動脈解離で救急車に運ばれて緊急手術を行ってから、一年がたちました。救急車で搬送されているときには、何が何だかわからない状況で、それから、初めての手術、それも胸をあける開胸手術と入院、転院と自宅療養を経て、職場に復帰したのが今年の初めです。
手術をしていただいた榊原記念病院を退院するときに、1年後に経過を観察するために、CT検査を行いますと言われて、通院と検査の予約をしたときには、1年後なんて、想像もできませんでした。まだその先に転院した多摩南部地域病院での入院生活がありましたし、なによりも、このころは、まだ手術の開胸の跡が痛かった。ロキソニンを飲むことができる時間を指折り数えて待っていたのを覚えています。
職場に復帰して、相変わらず、お客様サイトの常駐ですが、この契約が切れると逆にいつ退職勧告を受けてもおかしくないというくらいに、世知辛い会社に勤めています。逆にお客様の方が気を使っていただいているくらいで、出社時間も無理を言わせていただいているし、いろいろと気にかけていただいています。何よりも、入院したときに、一番心配して声をかけていただいたのは、ご支援させていただいているお客様のS部長でした。感謝の念に堪えません。

さて、明日は、手術をおこなった今から一年前に、手術をしていただいた榊原記念病院でのCT検査です。実は自分で車を運転していったことは一度もない。朝は込むので1時間ではいかないかも知れません。多摩南部地域病院も退院してから初めて行ったときには懐かしい思いがしましたが、榊原はもっとでしょうね。とにかく一年生き延びることができました。感謝の念を持って、病院の門をくぐろうと思っています。

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